千葉大教育学部附属中学校のまとめ(基本情報と入試対策)(2021年度入試を終えて更新)

【目次】

  1. はじめに
  2. 基本情報
  3. 千葉大附属を目指すべき生徒
  4. 学費について
  5. 高校受験について
  6. 選抜基準(入試で試される能力)について
  7. 合格倍率について
  8. 市進の対策講座について
  9. 一次選考の対策=自己アピール申請書の書き方
  10. 二次選考当日の流れ
  11. 総合問題の内容と対策
  12. 総合問題の過去問(2021年度)
  13. 作文問題の内容と対策
  14. 作文問題の過去問
  15. プレゼンの対策

 

【はじめに】

僕はサピックスに通う小学生の生徒の指導が多いです。ベイタウンでサピックスに通う生徒の多くは、千葉私立四天王(と僕が勝手に名付けている)『渋幕・市川・東邦大東邦・秀英』を目指していますが、偏差値が50以下であれば、市立稲毛や千葉大附属を検討することをオススメしています。

この2校は私立とは傾向が違うので、塾での成績がふるわなくても可能性があること、授業料が安いことが魅力です。しっかりとした学力を付けてくれる学校でもあります。

最近の入試(2021年)でも、千葉大附属中を目指す生徒を指導していました。そして合格しました。この記事ではその経験をふまえ、千葉大附属中の対策についてまとめていきます。

正確な情報は必ず以下の公式サイトでご確認下さい。

http://www.jr.chiba-u.jp/category/1433357.html

 

【基本情報】

  • 住所263-8522 千葉市稲毛区弥生町1-33
  • アクセス京成千葉線『みどり台』駅から11分、総武線『西千葉』駅から12
  • ベイタウンからのアクセスベイタウンからは色々な行き方がありますが、バスで京成幕張駅京成千葉線で『みどり台』というのが早いようです。それほど近いとは言えませんが、都内まで通うよりは良いでしょう。
  • 試験日…1月中旬〜下旬です。2021年度は1/22でした。渋幕や東邦大東方や秀英などと入試日が重なる可能性があります。
  • 偏差値…SAPIX2021年度用)で46になっています。ちなみに渋幕(65)、市川(56)、東邦大東邦(55)、秀英(53)となっています。
  • 中学までしかないので、高校受験をすることになります。
  • 制服がありません。
  • お弁当がありません。
  • 千葉大学の教育学部の附属です。いわば『実験の場』であり、入試方法も指導方針も特徴的です。

 

【千葉大附属を目指すべき生徒】

  • 『渋幕・市川・東邦大東邦・秀英』に届きそうにないという生徒。
  • ある程度の読解力・記述力がある生徒。
  • お弁当を作れるご両親。
  • 制服がなくてもよい生徒。
  • 高校受験をする覚悟がある生徒。
  • 特に高校受験・制服・お弁当がネックになっているため、そこを許容できれば、『お得な中学』ということができます。力はあるにも関わらず、中学受験が上手くいかず、高校受験で逆転したいという生徒にも良いでしょう。
  • 私立中高の学費にお金をかけるつもりはないが、公立入試ならば試してみてもよいというご両親。

ベイタウンから通える範囲の学校の偏差値は近年かなり高くなっています。SAPIX偏差値で50以上(SAPIX以外の塾では60程度)ないと、距離が離れたり進学実績で満足のいく学校がないというのが現状です。そこまでの偏差値には届かないけれど、「これまで一生懸命勉強してきたのに、地元の公立中学に行くのは残念だ」と考えている生徒は、偏差値的に見ても市立稲毛や千葉大附属中が狙い目です。

また、問題傾向が私立中学の受験とは全く違います。『理系科目で苦戦している』『暗記が苦手』『文系が得意』『思考力や読解力がある』『その場で工夫できる』という生徒は、公立中学受験に向いています。

一方で、全く勉強してこなかった生徒が『受かれば儲けもの』のような気持ちで受験しても、千葉大附属中などに合格できることはありません。そうしたギャンブルのような考え方で受験するのは、今後の勉強態度にも悪影響を及ぼすので、やめておいた方がいいでしょう。受けるのであれば、しっかりと対策し、合格の可能性がある状態で受験すべきです。

 

【学費について】

千葉大付属は、千葉大学が国立ですので、当然国立です。ですので学費の心配はしなくて良いでしょう。

 

【高校受験について】

千葉大附属中学は、中高一貫校ではありません。中学までしかないので、高校受験をしなくてはいけません。中学受験に向けての準備が間に合わなかったけれども、最寄りの公立には行かず、少し高いレベルで高校受験を目指したい、という生徒に向いていると思います。

 

【選抜基準(入試で試される能力)について】

  1. 学校の調査書・・・国立なので、学校の調査書の内容はしっかり見るものと思われます。小学校で問題行動があったり、成績が悪いとかなり不利でしょう。逆に学級委員や賞など、特筆すべきものがあれば有利になります。
  2. 自己アピール申請書・・・指定に従って書いたものを願書と一緒に提出します。これに基づいて、プレゼンテーションがあるので、かなり重要になります。自己アピール申請書の書き方については下で詳述します。
  3. 自己アピール(プレゼンテーション)・・・自己アピール申請書に基づいて、試験日に2分のプレゼンをします。これは予め決めていったことを話せば良いので、じっくり練習していけば、問題なくこなせると思います。実際に受験した生徒に聞いた所、タイマーは2分30秒にセットされ、そこまでに収まるように言われたそうです。短すぎなければ2分ぴったりで納める必要はないでしょう。またタイマーはプレゼンをする生徒から見える状態にしてもらえます。下で詳述します。
  4. 討論(ディベート)・・・2021年の入試では、コロナの影響で行われませんでした。2022年入試ではどうなるか分かりません。
  5. 作文・・・下で詳述します。
  6. 総合問題(教科の学習をベースとした記述問題)・・・これが一番大きなウェイトを占めることは間違い無いでしょう。2021年度の問題を含め、下で詳述します。

以上のようなものになります。読解・記述・弁論に偏っていることは明らかで、塾の成績(特に理系)が思わしくなくても、チャンスがあると言えます。

 

【合格倍率について】

上記は令和2年度(2020年)入試の志願者と合格者になっています。これによれば、1次試験(書類選考)は404人のうち350人合格しているので、学校で問題を起こしておらず、願書と自己アピール申請書を丁寧に書けば、基本的に通るものと思われます。

2次選考は341人中61人が合格、補欠合格者を合わせれば137人が合格しているので、合格(補欠含む)の確率は40.1%となります。公立中学入試は上で述べたような、『受かれば儲けもの』『記念受験』という感覚で受ける生徒が一定数いるので、きっちりと勉強した生徒にとっては、かなり合格確率が高いと言えます。

補欠合格がかなり多いのも特徴で、千葉大附属中に合格したものの、難関私立中学(市川・秀英・東邦大東邦・渋幕あたり)あるいは市立稲毛に合格したために、千葉大附属中は辞退する生徒が多いと思われます。千葉大附属中に合格しても、3年後には高校受験をしなければならないので、それを敬遠する層がおり、難易度が下がっているとも言えます。

ちなみに市立稲毛と千葉大附属を併願する生徒が多いですが、市立稲毛の方が人気で倍率も高く、両方合格した場合は市立稲毛に進学する場合が多いようです。

 

【市進の対策講座について】

一般的な中学入試ではないので対策が難しいですが、特殊なだけに、しっかり対策すればチャンスが高まるとも言えます。

市進で対策講座を行なっています。もともと市進に通っている生徒の受講が多いですが、外部から受講することもできます。2020年(2021年度の受験)は2週間に1度、全7回の講座でした。自己アピール文の書き方や、作文、総合問題、プレゼンテーションの練習など、必要なことを全てカバーしているようです。

入試本番のプレゼンテーションは事前に準備していったことを話せば良いのですが、塾の対策講座などで人前で大きな声で話す練習をしていなければ、本番でしっかりアピールすることは難しいでしょう。家だけでの対策は難しく、こうした講座の受講はほとんど必須だと思います。

市進におけるプレゼンテーションの練習ではグループに分かれ、グループ内の生徒でプレゼンを評価しあい、アドバイスをするようです。紙を見ないで顔を上げて話す、大きな声で話す、時間を余らせないといったポイントが重視されているようです。プレゼンの内容について塾の先生の評価や添削をもらえると良いのですが、内容自体ではなく上記のようなポイントにフォーカスしているようです。つまりプレゼンの内容まで塾の先生に頼るわけにはいかず、ご家庭で仕上げる必要があります。僕の生徒はプレゼン内容を僕と話し合い、実際に練習しました。塾のプレゼン講座はあくまで『度胸をつける場』として考えれば良いのかもしれません。

本来公立中の入試問題は本来、塾で習うような高度な知識がなくても合格できるように編み出されたものだと思われますが、内容が特殊かつ非公表であることから、むしろ塾が必須になっていることは皮肉です。少なくとも問題内容を公表して、塾や家庭教師なしでもご家庭で対策できるようにすべきだと考えます。

 

【一次選考の対策=自己アピール申請書の書き方】

基本的な書類に加えて、『自己アピール申請書』を提出する必要があります。これが極めて重要になります。

というのも、一次選考で1割~2割程度が不合格になりますが、学校の調査書とこの『自己アピール申請書』によって審査されることになるからです。またこれを土台にして二次選考におけるプレゼンをすることになるので、プレゼン内容を予め考えた上で書く必要があります。

  • プレゼン内容を予め考えた上で書く

またプレゼン後には試験官から簡単な質問があります。自己アピール申請書に嘘を書くと、しどろもどろになったり、申請書と矛盾する内容を答えることになり、非常に印象が悪くなります。

  • 嘘を書いてはいけない

『千葉大の教育理念を理解しています』ということが伝わる自己アピール申請書に仕上げることが大切です。指定されている条件を満たしていなかったり、字が汚かったり、枠からはみ出していたりすれば、印象が悪くなります。当然、子供に任せて自由に書かせて、そのまま提出というわけにはいきません。

  • 字が汚い(行が曲がっている・はみ出している・消し跡があるなど)は論外
  • 子供に任せてはいけない(親・塾・家庭教師などで練り上げる)

今年の生徒の『自己アピール申請書』は、生徒の話を聞いて、僕と一緒に何時間もかけて練り上げて書きました。またアピールするための添付書類も用意しました。字はかなり細かく、記入欄に過不足ないよう量を調整しました。

  • 常識的な範囲で多めに書き、記入欄を余らせない

上記画像の『千葉大学教育学部附属中学校が求める生徒像』にもあるように、『学力・思考力・判断力・表現力』が重視されています。つまり公立とはいえ、『元気なだけ』『性格が良いだけ』『スポーツができるだけ』という生徒を求めてはいないということです。あくまでも『優秀な生徒』を求めているのであり、そこを勘違いしてはいけないでしょう。

  • 優秀な生徒であることを(無理なく)アピールする

『千葉大学教育学部附属中学校が求める生徒像』、あるいはプレゼンをさせることからも分かるように、学力以外の面では主体性とコミュ力が求められているのであり、それをアピールするような内容が必要になります。

  • 主体性やコミュニケーション能力があることを示すような内容にする

成果をアピールする添付書類を2枚まで提出することができます。学力をアピールするもの→『塾の成績表』、主体性をアピールするもの→『校外の活動の成果を証明するもの』の2つがあれば完璧でしょう。もちろん何かしら提出した方がよいです。塾での成績表はSAPIX偏差値が46であることから、それ以上の成績表があれば、間違いなく有利になるでしょう。他塾であっても千葉大附属の偏差値を1回でも上回る成績が取れたのであれば、それを添付すればよいでしょう。外部試験の添付が可能であるとわざわざ書いてあることは示唆的です。あまりに低い成績はアピールにならないかもしれませんが、かといって減点されるわけではないでしょうから、一番良いものを添付しておけば良いと思われます。

  • 塾の成績表と校外活動の成果を添付する

校外活動(スポーツやボランティア活動など)は一般的に5年生までの内容となるでしょう。塾に通っている生徒は6年生は勉強に集中することが多いからです。そこは隠す必要がなく、むしろ『5年生まではこのような校外活動を熱心にやっていた』→『6年生からは勉強に集中した』→『校外活動での体験が勉強にも生かされた』→『中学ではこのようにやっていきたい』というような流れで書けばよいと思います。

あくまで本当のことを真摯にアピールするということですね。「このくらいでいいでしょ」とか「どうせ書類なんて見ないんでしょ」とか「書くのが面倒だなぁ」というような、親子のいい加減な気持ちが透けて見えるようなものはNGです。

自己アピール申請書の書き方のみでもご相談にのりますので、info@baytown-tutor.comまでご連絡ください。

 

【二次選考当日の流れ】

  • 二次選考は『総合問題』『プレゼン』『作文問題』『ディベート』の4つで行われます。2021年度入試はコロナの影響で『ディベート』が行われませんでした。2022年度入試がどうなるかは不明です。
  • 男女で別々に受験という形式です。男子は午前、女子は午後です。
  • いくつかの教室に30人ずつ程度に分かれて試験を受けることになりますが、プレゼンがある関係で、各教室で試験順序が異なります。『プレゼン→総合問題→作文問題』という順になる教室、『総合問題→プレゼン→作文問題』という順になる教室などに分かれるということです。
  • 教室で待っていると、中学生の先輩がプレゼンの部屋まで誘導してくれます。おそらく中学1年生だと思われます。男子は男子の先輩、女子は女子の先輩のようです。
  • プレゼンを行っている部屋の前で数人が待つことになるようです。部屋の中から少し声が聞こえてきます。
  • プレゼンはモノで溢れかえった狭い倉庫のような部屋で行われたようです。緊張しないためにわざと狭い部屋で行っているのかもしれません。
  • おおよそプレゼン30分、総合問題30分、作文30分で、それぞれの間に待ち時間があります。待ち時間が15~30分ほどと、相当長くなることもあるようです。プレゼンの進み具合によるのでしょう。
  • 待ち時間は誰も喋っておらず、みなジーッと待っていたそうです。これが一番疲れたそうです。寒くならないような対策が必要でしょう。
  • 保護者の控室がないので、校外で待つしかないでしょう。願書提出においても本人が一人で行かねばならず、これも特徴的です。
  • 受験生達の服装は自由ですが、制服に近いような市販の服が多かったそうです。そうした服は調べればすぐに入手できます。アクセサリーを付けていたり、ダメージジーンズに派手な色のパーカーといった生徒もいたようです。制服がないという教育方針なので、服装で減点などはしていないと思いますが、無難に行った方がよいでしょう。

 

 

【総合問題の内容と対策】

  • 漢字のパズルの問題→漢字を地道に練習するしかない。
  • 社会的観点を持ち合わせているかを問う問題→塾の社会の授業を受けていた方がよい。また新聞を読むこと。
  • 英語の語幹を基にした記述問題→簡単な英単語を、特にその語幹に気を付けて覚える。
  • スケッチ力あるいはデザイン力を問う問題→図鑑などを模写する。一本線で書くこと。スケッチだけでなく、自分で注釈をつける必要がある。
  • 作業を伴う数学的問題→数え上げるような問題が多い。『規則性』『N進法』『場合の数』『平面図形』が出やすい。それほど高度なものではないが、決まりきった問題ではないので、思考力問題にチャレンジする癖をつける。

以上のような出題形式は毎年受け継がれているようです。市進などの対策講座を持つ塾では、過去問がなくても、生徒から聞いて問題内容を把握しており、類題を提供してくれます。特殊な問題なので、そうした講座を受けておいた方が良いでしょう。

SAPIXなどである程度の成績を収めている生徒にとっては難しい問題ではありません。ただし文系に偏っているので、記述力や読解力に難のある生徒、初見問題に弱い生徒には向きません。本好きの女子にはとても向いています。

コンパスや三角定規を持参するように指定されているが、実際には2020年・2021年は使用しなかった。放送で「コンパスと三角定規は貸し出ししません」と言われたそうです。鉛筆や消しゴムは忘れた生徒に貸し出しがあります。もちろん使わない可能性があるとしても、今後の年度においても指定があればコンパスや三角定規を持っていかねばなりません。

 

 

【総合問題の過去問(2021年度入試)】

2021年度の内容をざっくりお伝えします。生徒から試験内容を聞いて作成したものなので、細かい問題文の文言や問題順序は確かではありません。本当は問題用紙は2枚だったそうです。一番下に全プリントと解答のリンクがあります。

実際は以下の問題に加えてもう一問ありました。前回りをする体操選手の写真(イラスト?)がコマ送りの形で2種類掲載されており、『前回りの後に次の技につなげるにはどちらの体勢が良いかを記述せよ』というような内容だったようです。写真(イラスト)を実際に見ていないので、問題の意図を把握することが困難であり、省略しました。おそらく『体を丸めて縮めていた方が次の技につなげやすい』というような答え方をするのだと思われます。

2021年度の問題と解答(上記画像よりきれいです)はこちらからどうぞ。

 

【作文問題の内容と対策】

  • 字数は400~500字
  • 時間は25~30分
  • 内容は決まった答えのないもの、予め書く内容を用意しておくことが難しいものになります。

 

【作文問題の過去問・例題】

あなたは「世界の平和に大切なこと」は何だと思いますか。600字程度で書きなさい。(2024年度入試・25分)

あなたは自分と意見が異なる人と話し合いをするとき、どのようなことに気をつけますか。400字~500字で書きなさい。(2021年度入試・25分)

 

自由とは何か、具体例を含めて、あなた自身の考えを400~500字で書きなさい。(2020年度入試・25分)

2020年度、2021年度の作文問題(上記画像よりきれいです)はこちらからどうぞ。

作文問題の添削も承ります。info@baytown-tutor.comまでご連絡ください。

 

【プレゼンの対策】

  • 『自己アピール申請書に基づいて』、試験日に2分のプレゼンをします。自己アピール申請書、つまり願書を提出する段階で、プレゼン内容を決めておく必要があります。自己アピール申請書をいい加減に書いたり、内容をコピーしておかないと、合格の可能性がなくなります。
  • 予め決めていったことを話せば良いので、じっくり練習していけば、問題なくこなせると思います。
  • プレゼンをきく試験官は2~3人。非常にフレンドリーで圧迫感はないそうです。「うんうん」とうなずいて、目を見て、話を聞いてくれるそうです。
  • タイマーは2分30秒にセットされ、そこまでに収まるように言われたそうです。短すぎなければ2分ぴったりで納める必要はないでしょう。話が早く終わりすぎないように、メインにする話に加えて、時間が余った時に付け加える話を2,3文程度想定しておくとよいです。またタイマーはプレゼンをする生徒から見える状態にしてもらえます。
  • 教室で待っていると、中学生(千葉大附属の先輩)が呼びに来て、プレゼンの部屋まで連れて行ってくれます。その部屋の前で数人待っている状態です。別の受験生が中で話している様子が少し聞こえるそうです。受験生はみんな準備万端のようで、しっかり話せない生徒はあまりいないそうです。
  • 学校自体はきれいですが、プレゼンをする部屋はせまい倉庫のような部屋だそうです。
  • プレゼンにどの程度の配点があるのかは不明ですが、プレゼンで点を稼ごうとしない方がよいでしょう。しっかりと自己アピール申請書を書いて、準備した内容を話し、しっかりとした受け答えをすれば十分です。プレゼンでアピールしようとしすぎて奇抜なことをしてはいけません。
  • 準備していないと絶対にできませんので、上記市進の講座に加え、家でしっかり練習しなければなりません。
  • プレゼンが終わったあとに、試験から2,3つ質問をされます。意地悪な質問などはなく、笑いかけながら、無難な質問をされるそうです。「学校に入って頑張りたいこと」「プレゼン内容について(頑張ってきたことに関して、壁にぶつかったことはあるか)」「言い残したことはないか」などだそうです。

 

dtakenaka

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