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算数の平均点は55でした。2021年が難しすぎたので予想通り、揺り戻しがありましたが、平均点を上げすぎなかったのはさすがでした。
2022年の市川の算数が、2021年よりも易化したとはいえ、この問題はかなり手応えのあるものになっています。ただし理不尽な問題ではなく、「とにかくやってみる」という、一番大切な能力を正しく問う良問になっています。
(1) 難易度1。『超かんたん』。合格するためには必ず解かねばならない問題。問題のルールを理解して、やってみるだけなので、小学校3年生くらいでもできる。時間を使い果たして、この問題を解けないのはあまりにももったいない。
(2) 難易度3。『難しい』。(1)がとても簡単で、(3)がとても難しいために、この(2)で合否が分かれる。一見して100まで試すことはできないと分かるので、何かしらの法則を見つけないといけない。(1)を解くときに、(2)の導入になっていることを意識していることが大切。1の位に注目すれば、1の位が1~9,0の10通りを試せば良いとわかる。その10通りを試していくときも、できるだけシンプルにきれいに仕上げることでミスを減らすことができる。
(3) 難易度5。『超きつい』。2022年度の市川の算数で最も難しい問題。算数が得意な生徒向け。よほど自信がなければ、他の問題に時間を割いた方が良い。
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