ついにやってきましたね、2027年度入試。
今年の生徒は6年生が多く、現在は過去問対策に追われています。当会では今年度も、渋幕・市川・東邦・秀英・稲毛の指導が中心で、都内の難関校や女子校もフォローしています。
東邦大東邦は推薦だからといって受かりやすくはならない
東邦大東邦は人気のある学校で、特に推薦入試は倍率が極めて高くなっています。
- 2026年推薦の実質倍率 13.05
- 2026年前期の実質倍率 2.08
13人に1人しか合格しないわけです。
東邦大東邦の推薦入試は『合格したら必ず進学する』という縛りを受け入れるが故に、その分合格しやすいのではないかと勘違いしがちですが、そんなことはありません。市川が安全圏である子が、何らかの理由で東邦の推薦を受ければ、比較的安定して合格できる、といったレベル感だと思ってください。
この記事は千葉県在住者を想定して書いていますが、当然都内からの受験生も多くいます。
推薦入試は合否が読みにくい
僕の生徒は、直近5年毎年1人以上、東邦大東邦の推薦に合格していますが、当然不合格者もいます。そして、合格・不合格が予測しにくいのが推薦入試の特徴でもあります。塾の偏差値からも読みにくいですし、各教科の難易度も読みにくいです。
東邦大東邦と言えば、算数に力を入れていると言われますが、算数が得意な子が集まるがゆえに、算数の難易度が低い年は、結局国語が合否を分けます。また国語の4択問題などは、誰もが2択までは絞るわけですが、最後の2択での正解・不正解は運の要素が出てきます。推薦に限らず東邦は国語の問題が不安定で、プロが見ても必ずしも正解が1つに絞れきれないのでは、と感じる問題も多々あります。
社会も選択肢だけなので運良く正答が多くなる子もいます。
東邦大東邦の推薦入試を第一志望とすべきではない
そうした中で、僕としては、毎年東邦推薦を「第一志望」と考える人が多くて、 困っているところです。「前期入試は考えていません。推薦一本です」とおっしゃるご家庭もありますが、おすすめしていません。
東邦推薦についてはむしろ練習と考えて気楽に受けるように言っています。 東邦に行きたいのであればあくまでも前期が本番と見るべきです。
推薦を中心に考えるのが良くないのは、単に合否が読めないという理由だけに拠るのではありません。推薦を中心に考える子は「早く遊びたいから」「少ない学力でももしかしたら受かるかも」という動機であることが多く、そもそもの学力が足りていない上に、勉強というものの本質が見えていないことが多いからです。
東邦大東邦中に進学したいのであれば、東邦大前期試験はもちろん、市川・秀英に加え、実力に応じておさえの中学校を見据えて上で、推薦入試を受けてください。「推薦で合格がもらえれば、嫌で無意味な受験を早く終われる」ではなく、「中学での勉強に向けて英語や代数の準備ができる」という気持ちでいて欲しいです。いかに楽をするかではなく、勉強の価値は勉強そのものの中にあるということを、ご両親が伝えてあげてください。
不合格でもネガティブにならないこと
東邦大東邦の推薦入試は運の要素が多いので、不合格でも結果自体は重く考えないようにしてもらいたいです。本人にとっても人生初めての受験になるわけですから、十分な実力があっても不合格になることはよくあります。事前にそのことを子供に伝えておくことが重要です。
不合格だったならば、しっかり問題を解き直して、各教科・ 各分野の苦手をチェックしてください。本番に万全の体調と万全のメンタルに持っていけたのかを反省してみてください。そもそも実力不足だった(各種模試の偏差値が足りていなかった)のであれば、毎日の勉強習慣を見直してください。受験本番期までまだ時間があります。推薦の不合格ほど改善のきっかけになるものはありません。
推薦入試が不合格だったのに、より難易度の高い市川などに合格するということもよくあります。
(Visited 1 times, 1 visits today)
