2020年の指導例② SAPIX→成田中(2021年受験)

今年の指導のまとめ②です。

僕は最難関校を受ける生徒ばかり教えていると思われることが多いのですが、実際は『塾に通っているのだけどなかなかクラスが上がらない生徒』を教えることが多いです。SAPIXなどで下のクラスが続き、塾の勉強はうまくいかなかったけれど、何とか納得できる形で中学受験を終えたいというご依頼です。

6年生の夏くらいまでは塾でのクラスを上げることが大きな目標なのですが、夏までに成績が上がらない場合、目標とする学校を絞り込んで集中的な対策をすることで、偏差値以上(といっても無理のない範囲)の学校を目指そうというものです。

せっかく塾で一生懸命やってきたのに受験のない公立に通うのも残念だし、かといっていわゆる難関校は現実的でないしといった場合には、本人とご両親で話し合って、良い着地点を見つける必要があります。現実を見据えた上で納得できる学校に進学できれば、中学受験後の勉強にも良い影響を与えます。『明らかに格上の志望校を受験して、ダメだったら受験のない近くの公立で高校受験』という玉砕戦法は、ある意味分かりやすいですが、大学受験を見据えた場合、あまりお勧めできません。そうした子が高校受験で逆転できる可能性はかなり低いからです。

ベイタウンで言えば第一志望が

  • 市川(56)
  • 東邦大東邦(55)
  • 秀英(53)
  • 渋幕(65)

という子が多いですね。カッコ内はSAPIX偏差値です。この4校は軒並み偏差値が高く、サピックスでも偏差値50程度はないと、可能性がかなり低くなります。

そしてこの4校が現実的でない生徒が目指す学校は

  • 市立稲毛(48
  • 千葉大付属中(46)

が多いです。この2校に関しては、これまでも書いたことがあると思います。偏差値はかなり高めですが、受験の傾向が私立とは違うので、塾での偏差値が低くても、しっかり対策すれば合格がもらえる可能性があります。また授業料も安いので、その意味でもお得です。

少し離れてもよい、あるいはもともと家がそちらにある生徒であれば

  • 成田中
  • 江戸川取手(42)
  • 専修大松戸(42)
  • 芝浦工大柏(45)

といった学校も選択肢になります。都内まで通ってよい、引っ越しも視野に入れるとなると選択肢はもっと広がります。

今回は成田中に進学した生徒(B君)です。SAPIXで頑張っていたB君は、なかなかクラスが上がらず、SAPIXの提供する個別指導塾に行っても効果がなかったため、6年の秋になってご依頼を頂きました。

指導は過去問演習が中心になりました。直前期だったで根本的に学力を付けるというよりは、持っているものでいかに上手く戦うかというアプローチになりました。B君はもともと思考力があり、話がしっかりしている子でした。要は賢い子だったのですが、正直な所、『なんでこの子がSAPIXの下のクラスにいるのだろう』『もっと早く教えていれば秀英なども目指せたのに』と感じました。

SAPIXで下のクラスが続いたこともあり、自信を失っている様子も感じられたので、僕としては『大丈夫。しっかり考えて解けば合格できる』ということを伝えるのと、『その解き方や勉強のやり方は直さねばならない』と指導することのバランスに気を付けました。

成田中の問題傾向は、平易ではあるけれど出題者のクセが感じられるもので、慣れているかどうかで差が出ると感じました。例えば国語はかなり高齢の方が出題しているのではないかと感じられ、選ばれる文も古いもの、あるいは古い考え方に関するものが多いように思いました。そうしたものに慣れていないと全体に読み違えて大幅に失点してしまいます。

一通り過去問演習をした所で、受験本番になりました。時間がなかった上に、4教科見たので駆け足の指導になったのですが、問題なく合格できるとの感触でした。そして事実合格できました。

受験が早々に終わったので、現在は中学への橋渡しとして、英語や数学の勉強を教えています。塾の高度で長時間の授業から解放されて、リラックスしながら勉強できているようで、表情も明るくなりました。

受験をする前から僕は「大切なのは中学に入った後にどう勉強するかだよ」と口を酸っぱくして伝えていました。せっかく中学受験に意識を集中している子にこんなことを言うのは、いわゆる空気を読まない態度のようですが、中学受験というものの本質を見失ってしまっている生徒(とご両親)が多いように感じて、『受験前に』必ず伝えるようにしています。

「出身中学校は大人になったら関係ないんだよ」「大切なのは大学、あるいはどんな仕事をしてきたかだよ」「良い中学に入っても勉強しなければ意味がないし、実際開成に入ったってゲームにハマってちゃんとした大学に行けない子もいるんだよ」「(僕のように)中学受験してなくても東大にだっていけるんだよ」というと、子供は「そうなの!?」と驚きます。

もちろん生徒は中学受験の位置付けを本当に理解することはできません。だからこそ大人がトータルに考えて、その子の人生にとって後悔のない中学受験となるよう導いてあげる必要があると思います。最大限頑張るのは当然ですが、この記事で述べたような玉砕戦法が適切でないと思うのは、そうした理由からです。

レベルのあっていない塾で勉強をして、偏差値が上の学校ばかりを受けて全滅すれば、当然『勉強は辛くて難しいもの』という印象が染み付いてしまいますし、嫌いになります。中学受験から解放されれば勉強しなくなり、高校受験期になる前にドロップアウトしてしまいます。

中学受験というのは、『勉強は一つひとつ積み重ねれば難しくない』『勉強はそれほど辛いものでなくやりがいがある』と肌で感じ、自分から勉強する習慣を付けるためにあるのではないでしょうか。その延長線上に難関校があるのであって、もちろん塾に入り、苦労なく上のクラスでやっていければ、そんなことを考える必要もありませんが、塾でいまいちクラスが上がらないと焦っている場合こそ、中学受験の意義を親子でよく話し合って頂きたいと思います。

そして難関校を諦めたくない場合は早めにご依頼ください。都内の生徒に比べ、千葉の生徒はのんびりしています。都内の生徒の方が早くから鍛えられているために、1月の千葉受験でも合格枠を取られてしまっているように感じます。せっかく才能があるのに勉強に本腰を入れるのが遅かったり、「そこまでやる必要あるの?」とご両親にもどこか甘い考えがあって、やり込みが足りなかったりします。無理のない受験は良くないと言ったばかりですが、ギリギリまで全力で勉強することが大切なのはいうまでもありません。そうでなければ中学受験でも大学受験でも難関校に受かるはずはありません。

いわゆる塾の偏差値は基本的に6年生の早い時期まででないと改善しません。夏以降は過去問演習などで『持っている力でいかに戦うかを練習する』時期です。根本的な基礎学力から練り上げたいのであれば、どの塾であれ、どの教科であれ、偏差値が50をきってきた段階で対策を練らないと、いわゆる千葉BIG4『市川(56)、東邦大東邦(55)、秀英(53)、渋幕(65)』に届かなくなります。「もう少し様子をみよう」「本人の努力で改善しよう」と言って、ドラスティックな変革をしないままズルズル先延ばしになり、直前期に困り果ててご依頼を頂くということが多いです。その時期には優秀な家庭教師は枠(特に塾にのない月水金)が埋まってしまっており、対応できなくなります。今年の冬も相当数の生徒を断りました。

新学年を迎えるにあたり、勉強を見直す必要があると感じている方は、一度無料の体験授業を受けてみてください。

現在6年生の指導が終わり始めているので、指導枠が空いています。4月までに指導を開始された方は、その後ずっと500円(/1時間あたり)値引きするキャンペーンをしています。よろしければ早めにご連絡ください。

2020年の指導例① SAPIX→中高一貫校→大学推薦(2021年受験)

受験が差し迫っていますね。多くの生徒がラストスパートで必死に勉強に励んでいることと思います。

僕の家庭教師としての指導も、今年は受験生が多く多忙なのですが、2人すでに指導が終了しました。そのうちの1人(A君とします)を、今年の指導例としてシェアします。

8年前、A君が5年生の時に指導を開始しました。彼はSAPIXに通っており、真ん中から下のクラスでした。苦手教科だった理科の指導を主にしていました。当時反抗期が始まっており、ご両親との勉強を断固拒否し、ご両親も中学受験の経験がなく、どう導いていけばよいのか分からない状態でした。

反抗期で手が付けられなく感じられる生徒でも、教師と11で反抗する子はほとんどいません。落ち着いて週2時間〜4時間、苦手教科を一緒に勉強した結果、SAPIXで真ん中くらいをキープできるようになり、結果的に明大中野に進学することになりました。

合格が決まった後も、英語や数学を先取り指導することになりました。本人の反抗期は全く収まっていなかった上に、英語に苦手意識が強く何から手を付けて良いか分からない状態でした。私立中学には英語をしっかり経験してきた生徒が多くいる中でついていけるだろうかと、本人もご両親も心配のようでした。

中学・高校は、学校の定期テストで点数を取ることと英検に集中して勉強しました。ほとんどの生徒が大学に進学できる中高一貫校であったこともあり、塾に通って大学受験向けの勉強をするというよりは、確実に希望の学部に進学できることと、英語の実力をつけることに主眼をおいていました。

中高一貫校であっても、日本の英語は基本的に文法が重視されます。これは今も昔も変わりません。それをしっかり勉強したことで、中学高校では上位をキープしていました。大学進学のための成績が取れることが分かってからは英語のリスニングの勉強が中心になりました。授業中英語だけで話したり、リスニング教材のディクテーション(ネイティブが話したことを全て文字に書き起こすこと)をひたすらやっていました。

先日、無事に希望の学部に進学が決まったので指導終了となりました。8年前よりも明治大学の難易度が格段に上がっており、楽に(?)明治大学の希望の学部(かなり入るのが難しい学部)に行けたことは、結果的に大成功だったとご両親にも喜んで頂けました。

高校生になってからは、LINEで勉強の質問に答えていたのですが、そちらでのやりとりは今でも続いています。8年も一緒に勉強してきたので、僕も彼も今は寂しい気持ちが強いですが、LINEで雑談(将来の職業や恋愛の相談なども!)ができるので、今は良いですね。最後には勉強の主導権は完全にA君が持っていて、僕はいわゆるメンターであろうとしていました。

8年もあると、成績が上がったり下がったり、勉強のモチベーションも上がったり下がったりするのですが、ご両親が勉強習慣の一貫として僕との勉強を続けさせてくれたおかげで、非常に気持ちよく指導を終了することができました。

この所ずっと予定がいっぱいで新しい生徒をお断りしていたのですが、進学が決まる生徒が少しずつ出てきて、新しい生徒の募集を再開しました。新学年からの指導もお受けしているので、興味のある方は体験授業をお申し込みください。

千葉大附属中学校について

千葉市近辺に住んでいる生徒にとって、市立稲毛や千葉大附属中は穴場となりうるということは、これまでもこのブログで書いてきました。今回は千葉大附属中についてまとめてみます。どういった学校なのか、どのような生徒が入りやすいのか、どういった受験対策をすれば良いのかを書いていきます。

千葉大付属中公式サイトはこちら

 

千葉大附属中学を目指すべき生徒

  • 中学受験を考えて塾に通ってきたものの、千葉周辺の難関私立中学(市川・秀英・東邦大東邦・渋幕あたり)が厳しそうな生徒
  • 理数系よりも文系が得意な生徒
  • 読書や作文が好きな生徒

ベイタウンから通える範囲の学校の偏差値は近年かなり高くなっています。SAPIX偏差値で50以上(一般的には60程度)ないと、めぼしい学校がないというのが現状です。そこまでは届かないけれど、これまで一生懸命勉強してきたのに、地元の公立中学に行くのはちょっと、と考えている生徒は、偏差値的に見ても市立稲毛や千葉大附属中が狙い目です。

また、問題傾向が私立中学の受験とは全く違います。理系科目で苦戦している、暗記が苦手、文系が得意、思考力や読解力がある、その場で工夫できる、という生徒は、公立中学受験に向いています。

一方で、全く勉強してこなかった生徒が『受かれば儲けもの』のような気持ちで受験しても、千葉大附属中などに合格できることはありません。そうしたギャンブルのような考え方で受験するのは、今後の勉強態度にも悪影響を及ぼすので、やめておいた方がいいでしょう。受けるのであれば、しっかりと対策し、合格の可能性がある状態で受験すべきです。

 

学費について

千葉大付属は、千葉大学が国立ですので、当然国立です。ですので学費の心配はしなくて良いでしょう。

 

高校受験について

千葉大附属中学は、中高一貫校ではありません。中学までしかないので、高校受験をしなくてはいけません。中学受験に向けての準備が間に合わなかったけれども、最寄りの公立には行かず、少し高いレベルで高校受験を目指したい、という生徒に向いていると思います。

 

選抜基準(入試で試される能力)について

① 学校の調査書・・・国立なので、学校の調査書の内容はしっかり見るものと思われます。小学校で問題行動があったり、成績が悪いとかなり不利でしょう。逆に学級委員や賞など、特筆すべきものがあれば有利になります。
② 自己アピール申請書・・・指定に従って書いたものを願書と一緒に提出します。これに基づいて、プレゼンテーションがあるので、かなり重要になります。
③ 自己アピール(プレゼンテーション)・・・自己アピール申請書に基づいて、試験日に2分のプレゼンをします。これは予め決めていったことを話せば良いので、じっくり練習していけば、問題なくこなせると思います。
④ 討論(ディベート)・・・2021年の入試では、コロナの影響で行われません。ですので、今回に限り、ディベートなど、人前で意見を言うことが苦手な子でもチャンスがあると言えます。
⑤ 作文
⑥ 総合問題(教科の学習をベースとした記述問題)

といったものになります。読解・記述・弁論に偏っていることは明らかで、塾の成績(特に理系)が思わしくなくても、チャンスがあると言えます。

 

合格倍率について

上記は令和2年の志願者と合格者になっています。これによれば、1次試験(書類選考)は404人のうち350人合格しているので、学校で問題を起こしておらず、願書と自己アピール申請書を丁寧に書けば、基本的に通るものと思われます。

2次選考は341人中61人が合格、補欠合格者を合わせれば137人が合格しているので、合格(補欠含む)の確率は40.1%となります。公立中学入試は上で述べたような、『受かれば儲けもの』『記念受験』という感覚で受ける生徒が一定数いるので、きっちりと勉強した生徒にとっては、かなり合格確率が高いと言えます。

補欠合格がかなり多いのも特徴で、千葉大附属中に合格したものの、難関私立中学(市川・秀英・東邦大東邦・渋幕あたり)にも合格したために、千葉大附属中は辞退する生徒が多いと思われます。千葉大附属中に合格しても、3年後には高校受験をしなければならないので、それを敬遠する層がおり、難易度が下がっているとも言えます。

 

市進の対策講座について

一般的な中学入試ではないので対策が難しいです。特殊なだけに、しっかり対策すればチャンスが高まると言えます。

市進で対策講座を行なっており、もともと市進に通っている生徒の受講が多いですが、外部から受講することもできます。2020年(2021年の受験)は2週間に1度、全7回の講座です。自己アピール文の書き方や、作文、総合問題、プレゼンテーションの練習など、必要なことを全てカバーしているようです。

入試本番のプレゼンテーションは事前に準備していったことを話せば良いのですが、塾の対策講座などで人前で大きな声で話す練習をしていなければ、本番でしっかりアピールすることは難しいでしょう。家だけでの対策は難しく、こうした講座の受講はほとんど必須だと思います。

プレゼンテーションの練習ではグループに分かれ、グループ内の生徒でプレゼンを評価しあい、アドバイスをするようです。紙を見ないで顔を上げて話す、大きな声で話すということが重視されているようです。プレゼンの内容について、塾の先生の評価を記したものをもらえると良いのですが、そうしたものはなかったようです。あくまで『度胸をつける場』として考えれば良いのかもしれません。

 

総合問題対策について

こちらは普通の教科の勉強がベースになると書いてある通り、塾に通ったり問題集を解くことでコツコツ身につけていくしかありません。

記述問題なので、単なる知識を聞かれることはないでしょう。公立中高一貫校の問題集で、記述問題を選んで解くことが良い練習になると思います。
また市立稲毛を併願する生徒は、市立稲毛の過去問をしっかりやりこむことも有意義だと思います。

 

作文について

こちらも一朝一夕に対策できるものではありませんが、作文に関しては、『読書をすること』『とにかくたくさん書くこと』しかありません。できるだけ早い段階から多く読書をすること、長い記述問題に抵抗感がなくなるようにすることが大切です。読書・記述が大嫌いという生徒は、千葉大付属中に向いていないと言えます。

最近の指導〜SAPIXの9月入室テスト対策〜




SAPIXに入塾を考えている生徒の指導を行いました。結果的には大成功で、入塾が許可された上、最上位のクラスから始めることになりました。

 

SAPIXの入塾テストはなかなか大変で、都内でもベイタウン近辺でも、よくご相談を受けます。小学1年生くらいから入塾すればほとんど選抜もないようですが、ある程度の学年になると、入塾するだけでも狭き門になります。

 

今回は7月に「どうしても中学受験したい・させたいと考えているわけではないけれど、勉強に向いているかどうか、塾に通うべきかどうか、塾に行くのであればどこが良いのかも含めて判断してもらいたい」というような内容のご相談を頂きました。

 

体験授業で最初に伺った時に、その時期の塾で解いている教材を持参して、一緒に勉強してみました。もちろん単純に知らない知識はあったのですが、学校で習っているものや思考力問題はスラスラ解けたので、すぐにSAPIXを勧めました。僕自身SAPIXの生徒を教える機会が多いですし、単純に進学実績を見れば、ベイタウンで優秀な生徒が通う塾としては、SAPIXが第一候補に挙がると思っています。

 

ご両親はお子様がどのレベルにいるのか分かりにくいかもしれません。まだ塾に通ったことがなければ、偏差値のようなものも出ていません。「勉強の才能があるのか」「塾でやっていけるのか」「お金をかけて中学受験をする価値があるのか」と悩んでしまうと思います。今回は生徒がとても優秀だったので、迷わず塾に行った方が良いとお勧めしました。

 

SAPIXに入ると決めた後は、僕がこれまでに指導した生徒からもらったSAPIXの入室テストの過去問などで、入室テストの対策をしました。サピックスの入室テストは大体半分くらい得点できれば合格できると思います。学年やその年の募集人数や平均点などにもよるので確実ではないですが、目安として半分を目指して勉強すれば良いと思います。

 

算数は『塾では習っているけれど、まだ学校では習っていない』内容があったので、それをご家庭で対策していただきました。また思考力問題に関してはSAPIXが出版している問題集を購入して頂き、解いてもらいました。僕とは入室テストの過去問対策をしましたが、9月の入室テストはすぐに解いてしまったので、少し難しめになりますが、10月・11月・12月・1月などのSAPIXのテストを解きました。

 

国語は算数に比べて苦手意識があったようですし、まとまった記述対策ができていないようでした。期間が短かったので基本的な内容しかできませんでしたが、「心情を答える問題」は「気持ちを表す言葉で終わること、そうした気持ちになった原因を書くこと」、「原因を聞く問題」は「〜からで終わること」などを徹底しました。また生徒のレベルに合わせて複数の問題集を購入してもらい、家庭学習で解いてもらいました。

 

冒頭に書いたように、結果は大成功でした。今後は塾のカリキュラムに合わせて、遅れないようについていくことが大切になります。

 

今回の生徒はSAPIXをお勧めしましたが、早稲アカや市進の方が向いている生徒もいます。志望校や性格にもよります。

 

小学校低学年〜5年生くらいまでの間に、ぼんやりと「中学受験どうしようか」と考えてらっしゃるご家庭は多いと思います。ベイタウンは中学受験の経験のないご両親がかなりいらっしゃいます。ママ友などからの情報だけではなかなか一歩を踏み出せないと思います。そうした場合、一度ご連絡ください。生徒の適性を見て、塾を勧めたり、入塾の対策、勉強のフォローなどできると思います。


ベイタウン近辺(千葉)の中学入試日程のまとめ (2021年度)

まずは一覧にしておきます。(秀英は去年と同じと仮定)

  • 1/20 秀英(午後特別入試)市川(第一回)
  • 1/21 千葉大附属東邦大東邦(前期)
  • 1/22 秀英(第一回)渋幕(一次)
  • 1/24 市立稲毛
  • 2/2 秀英(第二回)渋幕(二次)
  • 2/3 東邦大東邦(後期)
  • 2/4 市川(第二回)




① 市立稲毛中の入試日程

市立稲毛中の入試の日程が発表されていましたね。6/3付になっていますが、6月の時点では掲載されていなかったと思います。公式サイトはこちら。

  • 入試日が1/24となっています。

 

② 千葉大学附属中学の入試日程

千葉大附属も発表になっています。公式サイトはこちら。

  • 入試日は1/21となっています。

 

③ 昭和秀英中の入試日程

秀英の募集はまだ出ていませんが、去年は以下のようでした。公式サイトはこちら。

秀英の入試日(去年・2020年度)

午後特別入試 1/20

第一回 1/22

第二回 2/2

 

④ 市川中の入試日程

市川も発表済です。公式サイトはこちら

・第一回は1/20、第二回は2/4となっています。

 

⑤ 東邦大東邦中の入試日程

東邦大東邦も発表済です。公式サイトはこちら。

 

  • 前期が1/21、後期が2/3となっています。

 

⑥ 渋谷幕張中の入試日程

日程は発表済です。公式サイトはこちら。

  • 一次が1/22、二次が2/2となっています。

 

入試日程のまとめ

以上まとめると(秀英が去年と同じだと仮定

  • 1/20 秀英(午後特別入試)市川(第一回)
  • 1/21 千葉大附属東邦大東邦(前期)
  • 1/22 秀英(第一回)渋幕(一次)
  • 1/24 市立稲毛
  • 2/2 秀英(第二回)渋幕(二次)
  • 2/3 東邦大東邦(後期)
  • 2/4 市川(第二回)

帰国生入試などは含んでいません。実際に公式サイトで確認お願いします。

SAPIX偏差値が55~であれば青い日程、50以下であれば緑の日程、を参考にすればよいと思います。もちろんもっと偏差値を下げる、あるいは都内の学校も考慮すれば、バリエーションは増えてきます。

基本的に千葉入試は1月中に終わると思って良いと思います。二回目や後期は合格者が少なく、レベルも高くなるので(1回目に失敗した上位陣が下りてくるため)、現実的ではありません。

優秀な生徒は1/20の市川か1/21の東邦大東邦を何がなんでも合格し、後は渋幕にチャレンジという流れでしょう。

市川や東邦大が難しすぎると感じる生徒は秀英を基本に据えることになります。秀英に加えて公立を考慮するといいでしょう。千葉大附属(国立)や市立稲毛は、公立ですが、進学実績を考えるとお得な学校と言えます。この中では偏差値が低めでも入るチャンスがあり、学費も安いです。ただし、私立の学校とはまったく入試問題の傾向が違うため、特別な対策が必要になってきます。

また中学受験の勉強を特にしていない生徒が、公立一貫校を『一応受けてみる』という場合があると聞きます。ですが、塾・個別指導・家庭教師に全く教わっていなかったり、小学校の勉強が難しいと感じる生徒は、ノーチャンスです。いくら『特別な知識がいらない入試』といっても、思考力や記述力や、その元となる知識が必要です。受けるつもりがあるのであれば、遅くとも夏には対策を始めましょう。


2020年夏の指導状況

こちらのサイト・ブログの更新が滞っていますが、忙しく指導を継続しています。

 

オンライン授業について

感染症の影響で半分ほどはZOOMでの授業をしています。小学生でも問題なくオンライン授業が出来ています。

 

指導学年や指導内容について

今年は小学6年生の生徒が特に多く、5人を見ています。4人がサピックスで、1人が早稲アカに通っています。サピックスの生徒が多いのはいつもですね。海浜幕張校だけでなく、都内の生徒もいます。他には小学3〜高校3年生まで様々です。

1回2時間で週1か週2で指導しています。小学6年生の志望校は渋幕、早稲田中、秀英、市川、市立稲毛、千葉大付属などです。千葉県内での志望校は毎年似たところになりますね。

 

ベイタウンから通う狙い目の中学校

渋幕を目指す、あるいは市川・秀英・東邦大東邦あたりに確実に合格できる生徒はよいですが、SAPIXで真ん中より下のクラスにいると、千葉県内で目指す中学校が限られてきます。

かと言って、都内で適当な学校まで通うのも遠いですし、公立に行って高校受験するのも不安があるので、どうしてよいか困ってしまいますね。実際、そういう生徒を見ることが多いです。

一つの方向性としては、『私立は秀英に絞る、公立の稲毛と千葉大附属を受ける』というものです。同じ公立でも稲毛は市立で、千葉大附属は国立なので、併願が可能です。これは2校に電話して確認しています。ただし、千葉大附属と秀英の入試日が重なっているので、秀英の第一回入試は受けられなくなるかもしれません。まだ公立の2021年入試が正式に発表されていないですが、おそらく今年もそうなると思います。(追記:今年は入試日が重ならなさそう)秀英は別の入試日もあるので、そちらは受験できますが、合格人数が少ないです。

稲毛の勉強をしっかりした上で、千葉大付属と秀英(第1回)は勉強の様子を見て、受かりやすそうな方を受けるというという形になります。

 

稲毛や千葉大附属は特殊な対策が必要

市立稲毛は人気ですが、一般的な塾ではそれほど対策してくれない(SAPIXでは全くしない)ので、家でしっかり対策する必要があります。稲毛の過去問や他の公立校の過去問を解くのが良いと思います。

千葉大附属はプレゼンやディベートが追加されるようで、こちらは市進などの対策講座を受けることが必須になると思いますし、生徒の性格によって向き不向きがあります。そうした形のコミュニケーションが得意な子であれば、塾の偏差値が低くても、合格できる可能性があるでしょう。

とはいえ、稲毛や千葉大などの公立校であっても、4教科の基礎学力はとても大切で、その土台がないと、思考力問題や複合問題に手も足も出ません。夏休みくらいまでの塾の勉強はしっかりフォローしておく必要があるでしょう。

公立中の勉強法について詳しくはこちら→私立稲毛に合格した指導例

オンラインでの家庭教師授業を開始

感染症の広がりで、学校や塾が休みになり、勉強が進まない生徒が多くなっています。

そのため家庭教師の依頼が増えていますが、一方で生徒と教師が対面することに衛生的な問題を感じるご家庭もあります。

そこでベイタウンチューターでもオンラインでの授業に対応することにしました。最近の子供はWEBやコンピューターに慣れており、オンライン授業にも適応できます。

興味のある方はメールにてお問い合わせください。

2020年の受験報告①

今年は小学5年生の指導が多く、受験生が少なめでした。その分、来年は中学受験だけで4人が確定しているので、大変な年になりそうです。

今年の千葉の受験としては、市川・秀英の指導をしました。受験直前の過去問対策という形で、それほど期間は長くなかったのですが、1月の学校を休んでいる期間は週3ほどで指導をしました。

この生徒(Aさんとします)は千葉以外の学校は考えておらず、早い段階からバリバリ受験勉強をしてきたというタイプではありませんでした。もともとご両親も中学受験をさせなくてもよいとのお考えだったようですが、6年生になって本人が受験してみたいと言い出したので(友人の影響から)、春から塾に入り、受験直前には僕に依頼を頂きました。

塾での勉強期間が短かったこともあり、偏差値はまったく足りていませんでしたが、Aさんは市川・秀英のどちらかに合格できなければ、公立中に行くと決めていました。

本当は遅くとも5年生の最初から塾に入り、志望校をある程度決めて、その偏差値まで持っていけるように長期的な視野で勉強すべきですし、偏差値を大幅に上回っている学校ばかりを目指すのは、生徒にとっても可哀想です。塾での6年生の平均偏差値と比べて、上は5くらいまで、偏差値より下の学校も同じくらいの数受けるというのが良いと思っています。しかし、ご両親や生徒本人にも譲れないランクというものがあるのも事実です。

Aさんは偏差値にして10くらい足りていませんでした。そういった場合、やはり過去問対策はとても大切です。というよりも、5年の内容からやり直している時間がないのは明らかなので、過去問をやりこむ以外は希望が見えません。「いずれにしてもチャレンジ校なんだから、できるだけ頑張ってどのような結果になっても後悔しないようにしよう」と決めて頑張りました。

赤本を一通りやった後は、古い過去問も入手してたくさん解きました。頻出分野で苦手なものは、塾のテキストに戻って指導しました。Aさんは塾のやり方に染まっていなかった分、吸収は早かったですし、こちらから言わなくても、自主的に苦手分野のノートを作ったりと、勉強に対して積極的な子でした。友人に触発させて、自分から勉強すると決めていた分、やらされているという感覚がなかったのが良かったのかもしれません。

第一志望の市川は残念ながら不合格だったのですが、昭和秀英は合格を頂きました。市川で失敗して本人は落ち込んでいたのですが、ご両親は「本人の希望通りの受験をし、できる限りのサポートをしたのだから、どのような結果になっても受け止めるしかない」と超然とされていました。

色々な要因と幸運も重なり、秀英に合格を頂けましたが、本来は勉強は長期的な視野で行うもので、中学に入ってもこの頑張りを継続しようね、という話をしてAさんの指導終了としました。

2021年度の中学受験に向けて、あるいは他学年の指導も現在受け付けています。今年は受験生が少なかったこともあり、指導終了の生徒が少なかったので、5,6月には指導枠が埋まる予定です。家庭教師の指導が気になる方は、無料の体験授業をしていますので、ぜひ試してみて下さい。

現在の指導状況と新年度の指導受付開始

最近は、平日は夕方〜深夜まで、土日は朝〜深夜まで、休みなく指導で埋まった状況です。娘が小さいことや、引越し(ベイタウン内)もあり、毎日忙しく過ごしています。

 

現在の生徒は

  • 小学2年生:新学年から四谷大塚入塾を考えている(国語と算数)
  • 小学4年生:SAPIX(国語、たまに算数)
  • 小学5年生3人!:SAPIX(4教科全て)
  • 小学5年生::早稲アカ(理科と算数)
  • 小学6年生:SAPIX(4教科全て)⭐︎
  • 中学1年生:定期テスト・塾のテスト対策(英語や数学を中心に理社も)
  • 中学3年生:慶應ニューヨークを受験予定(英語と数学)⭐︎
  • 中学3年生:私立の中高一貫校、赤点を回避し、中学から高校への進学基準を満たすための勉強(全教科)⭐︎
  • 高校2年生:有名私立大学の附属校、英検2級を目指す
  • 高校3年生:中学受験から継続して指導、有名難関進学校、早慶受験(英語)⭐︎

教科やレベルを限定していないためにバラエティ豊かです。サピックスの生徒が多いのも相変わらずです。

 

2月の受験が終わると、上記の僕の生徒のうち4人が指導を終了し、継続する生徒も指導日が変わります。それに合わせて少し早いですが、来年度の生徒の受付を開始しました。

既に体験授業を済ませ、新年度から新しく指導することが決定している生徒が2人いて、お問い合わせを受けている生徒も3人ほどいる状態です。

個人的な負担の軽減という点からも、ベイタウン近辺の生徒を優先したいのですが、4月までには全てのコマが埋まる可能性が高いです。

実際に指導開始するのが4月以降という場合でも、今のうちに体験授業をして、正式なお申し込みを受ければコマを押さえて頂けます。特に来年度の受験生で「家庭教師が必要かも」とお考えのご家庭は、早めに手をうっておかれることをお勧めします。僕に限らず、夏以降は希望に添える家庭教師が少なくなると思います。

夏休み期間中の指導

今年は特にサピックスの生徒が多く、5年6年ともに複数人を指導しています。

夏休みはサマーサポート・サマーサピックスがどんどん配られて、定着する間も無く、次の授業がやってきますよね。疑問点があっても、それを解決している時間がなかなか取れず、そのままになっている生徒も多いと思います。

そうした生徒が多いこともあって、僕も臨時の授業が多くなっています。「分からないところが溜まってしまった」「宿題が終わらない」という生徒の所に、日々通っています。

僕自身の予定が空いていれば、直前のお申し込み・1時間の指導でもお受けしています。

info@baytown-tutor.comまでご連絡ください。

 

中学受験に追われていない生徒は、「夏休みの宿題を早めにしっかりやること」「毎日の勉強習慣を崩さないこと」。このために指導している感じです。

宿題は心を込めてやってこそ勉強になるものです。やっつけにならないよう夏休みの宿題をチェックしています。

毎日同じ時間に僕がお邪魔している生徒には、決まったスケジュールで勉強することで、生活習慣が崩れがちな夏休みのタイムスケジュールの中に、規律を与えられているのではないかと思います。

 

夏休みも終盤、お出かけなども終わったと思います。あとは学校の宿題と塾の勉強。「宿題は心を込めて!」「塾の勉強は曖昧な所を残さない!」を心がけていきましょう。